アントワープへの航空券+ホテル 格安旅行
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アントワープまでは飛行機でおよそ15~16時間で行くことができます。
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ベルギー - アントワープについて
アントワープはベルギー北部にある大都市です。夏は気温が高くなるものの東京ほどではなく、湿度は上がらないためカラっとした気候になります。天気も良く観光に適した季節です。逆に冬は東京よりも冷え込みやすいうえ、雨の日も多くなりやすい傾向があります。急な雨にそなえて、つねに折りたたみガサを持っておくと便利でしょう。アントワープ中央駅前やメイン通りのメールストリートにあるショッピングモールで現地調達も可能です。また、12月に入ると最高気温は10度以下の日が続きます。クリスマスマーケット等で寒い中屋外を歩き回る場合は、厚めのしっかりとしたダウンにセーターやマフラーで防寒するのがマストです。アントワープの有名なランドマークといえば、なんといっても聖母大聖堂でしょう。すぐそばにある市庁舎とともに、1999年に世界遺産登録されました。アントワープ中心部のどこからでも姿が見える北塔は高さ123メートルもあり、ベルギーで最も高い建築物のひとつに挙げられます。塔の下から見上げると、まるで摩天楼のような光景に出会えます。1352年にゴシック様式で建設がはじまり、南塔を除いて完成したのは1521年のことです。200年近くかけて建てられたものの、1533年に火災で大部分が焼け落ちてしまいます。今の姿はその後の再建によるものです。日本ではアニメ「フランダースの犬」の舞台となったことでも有名で、作中には聖堂と画家・ルーベンスの祭壇画が登場します。それにともない、中心部にも作品をモチーフとした銅像があちこちにあります。
アントワープのもうひとつのランドマークは、陸の玄関口であるアントワープ中央駅です。中央の大きなドームとふたつの小さなドーム、石造りのアーケードがとても目立ちます。駅舎はまるで宮殿のようなたたずまいで、観光客を魅了する建物です。内部には大理石があしらわれ、駅とは思えないほどの華やかに彩られています。石で覆われたターミナルと待合ホール上の巨大なドームの設計は、ベルギーの建築ルイ・デラサンセリによるものです。駅構内には長いプラットホームがいくつもあり、地下2階にも電車が乗り入れています。1階の待合ホール横にある「ロイヤル・カフェ」は王室をイメージしたカフェで、駅構内と同様にとても美しい場所です。もちろん電車に乗らない場合でも利用可能なので、一見の価値ありとなっています。
アントワープ観光の風光明媚な地区は、やはり聖母大聖堂周辺です。すぐそばのマルクト広場には中世に建てられたギルドハウス(商工組合の建物)が並び、いつでも観光客でにぎわっています。広場に面したカフェやレストランではテラス席も出ており、美しい街並みを眺めながら一息つくのにうってつけです。ベルギーの美しい広場といえば、世界遺産にもなった首都ブリュッセルのグラン・プラスが有名ですが、マルクト広場の美しさもひけをとりません。19世紀末~20世紀初頭にかけて花開いたアールヌーヴォー建築に興味があれば、ズーレンボルグ・ベルヘム地区のお散歩がぴったりです。1980年には街の景観保護地区に指定されました。アントワープ中央駅からはトラムに乗って15分ほどでアクセスできます。芸術家や政治家などが多く住んでいる閑静な住宅街に、壮麗で趣のあるアールヌーヴォー建築が並びます。どれも圧倒されるような美しさです。建築を見ながら歩いていると、まるでアールヌーヴォーの時代にタイムスリップしたような感覚に陥ることでしょう。なお、ほとんどの建物には地元の人が住んでいるため、内部見学はできません。
最先端のファッションやおしゃれなスポットに興味があれば、ザウド地区の観光も飽きないはずです。ザウド地区は90年代後半以降、開発が目覚ましい注目の地区。中心部の西側にあるスヘルデ河岸の波止場からアントワープ王立美術館あたりまでを指します。アントワープ王立芸術アカデミーのファッション科やモード博物館をはじめとするファッションに関するスポットが集まり、とてもスタイリッシュな雰囲気です。若手デザイナーが制作の拠点にしていることも多く、おしゃれな人とあちこちですれ違うことでしょう。モードな雰囲気のファッションが好きな人ならたまらない地区です。また、凝ったコンセプトのカフェやアーティストの雑貨店など、小さいけれど個性的なお店も集まります。静かにまったりと過ごせて、有名な観光スポットめぐりに疲れたときにうってつけです。