バルバドス - ブリッジタウン（バルバドス）について

ブリッジタウン（バルバドス（ブリッジタウン））は、小アンティル諸島の最も東に位置する島国です。カリブ海に囲まれた自然豊かな国であり、バルバドスの首都であるブリッジタウンは、その名のとおり橋が多数存在する街でもあります。世界遺産に登録されている場所もあり、都市計画の独自性などが登録要因になった珍しい都市として話題になりました。
首都であるブリッジタウンは、日本の佐賀県と同じくらいの面積であり、17世紀初めにイギリス人が入植したことから始まりました。周辺にある島々はスペインの入植者が多いため、イギリス人が一から作り上げた街として珍しい存在となっています。
リゾート地としても有名なバルバドスは、ブリッジタウンにも多くの観光客が訪れる場所です。街並みはイギリスの植民地時代における名残が強く残っているため、当時の雰囲気を味わいやすいといえるでしょう。
カリブの美しい海やビーチはもちろん、世界遺産に登録されている歴史地区も見ごたえ抜群のスポットになっています。ここからは、ブリッジタウンのランドマークをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

・バルバドス議事堂
イギリス連邦の中でも3番目に古い議事堂として、バルバドス議事堂があります。ネオ・ゴシック様式と呼ばれる18世紀の建築物であり、街の雰囲気に合うおすすめスポットです。旧市街のシンボル的存在でもあるため、見ておいて損はありません。
・ギャリソン地区
19世紀に完成したとされる防衛施設群として、ギャリソン地区があります。当時の軍事施設が多く残っており、博物館も併設されているため、当時の歴史を学べる場所としても有名です。また、ジョージ・ワシントンが滞在していた「ジョージ・ワシントン・ハウス」もあるので、ぜひのぞいてみてください。
・チャールズ要塞
ブリッジタウンの沖合に建設されたチャールズ要塞は、カーライル湾沖合からの襲撃に備えていました。この場所には、リゾートホテルが立ち並んでいますが、当時の大砲がレプリカとして展示されているので、要塞の名残を感じることができます。景色もかなり良い場所なので、ぜひ訪れてみてください。
・カーライルベイ
カーライル湾に面したビーチであり、多くの人が訪れるスポットとなっています。カリブのきれいな海を堪能しながらのんびりと過ごしたい人にはうってつけの場所です。また、海に潜ると透明度の高い水の中でウミガメと戯れることもできるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
・ギャリソン・サバンナ
広大な広場がある場所で、さまざまな催しが行われているギャリソン・サバンナもおすすめスポットとなっています。特に、ギャリソン・サバンナで開催されている競馬は一見の価値がある催しなので、馬が好きな人にはうってつけの場所です。ゆったりするにも良い場所なので、ぜひ訪れてみてください。
・チェンバレン橋
ブリッジタウンの中央に位置しているチェンバレン橋は、緑と白のカラーが映える美しいスポットです。この橋は、2人の男性が軸を回して橋を開く可動式になっており、その光景は街の風物詩といえます。思わず写真を撮りたくなる橋なので、バルバドスに来た際は見ておきましょう。
・インディペンデンス・スクエア
バルバドスの独立記念公園である、インディペンデンス・スクエアも街のランドマークとなっています。印象的な噴水が設置されている公園で、住民たちの憩いの場でもあります。観光の合間に休憩する際にも使いやすい場所なので、訪れてみてはいかがでしょうか。
・ネルソン像
イギリスの植民地として始まったバルバドスには、ネルソン像が展示されています。正式名称はホレーショ・ネルソンであり、ナイル海戦・トラファルガー海戦で活躍したイギリス最大の英雄です。今は独立していますが、かつてはイギリスの勢力圏であったことが分かる銅像なので、一度は見ておくのもよいでしょう。

観光地として名高いバルバドスのブリッジタウンには、多くのランドマークが存在しています。そのため、観光でまわるならホテルが多い7番ハイウェイ周辺を拠点にすると良いです。
7番ハイウェイは、ギャリソン・サバンナから南東に行く道であり、ホテルが多く点在しています。観光地のため宿泊料は多少高めですが、その分、充実した内容のホテルばかりです。
基本的に治安は良いですが、夜に出歩くとトラブルに巻き込まれるかもしれません。また、持ち物は取られないようにしっかりと対策しておくことをおすすめします。