アリカンテ＝エルチェ空港について

アリカンテ＝エルチェ空港は南ヨーロッパのイベリア半島にあるスペインのなかでも、比較的東部に位置するバレンシア州にある国際空港です。この空港はビジネスで利用する人より、どちらかと言えば観光のために利用する人が多くいるのが特徴です。

そんなアリカンテ＝エルチェ空港はアリカンテからは南西に9キロ、エルチェからは東へ10キロほど離れていて、この2つの町の中央あたりに位置しています。標高は43メートルほど。この空港を利用する旅客便の8割は国際線ですが、中でもイギリスやドイツ・オランダから訪れる人が多くいます。

アリカンテ＝エルチェ空港の周辺にある有名なランドマークには、まずユネスコの世界遺産の文化遺産に登録されている「エルチェの椰子園」が挙げられます。ここはヨーロッパで最大の規模を誇るヤシ園で、2000年に世界遺産に登録されました。敷地内には11000本を超えるナツメヤシが植えられていて、その樹齢は300年を超えるものも少なくありません。