アフガニスタン - マザーリシャリーフについて

マザーリシャリーフは、アフガニスタン北部のバルフ州にある都市です。アフガニスタンの州都であり、大都市の1つです。バルフ州の州都であり、東はクンドゥズ、南東はカブール、西はヘラート、北はウズベキスタンのテルメスと幹線道路で結ばれています。ウズベキスタン国境から約55kmです。マザーリシャリーフは、有名なモスクやイスラムのヘレニズムの考古学的な遺跡があるため、多くの観光名所の1つとして機能しています。マザーリシャリーフという名前は、「王子の墓」を意味します。これは、アリの神殿またはブルーモスクとして知られています。マザーリシャリーフは、アフガニスタン北部の地域の中心地であり、ウズベキスタンとタジキスタンの両方に近接しています。また、国際空港があるのも特徴の一つです。また、国内で最も低地の主要都市であり、海抜約357メートルです。この都市は、ソビエトとアフガニスタン戦争とそれに続く内戦の間に同国の他の大都市で起こった荒廃を免れ、今日では国内で最も安全な都市の一つと見なされています。アフガニスタンの中央部にはヒンドゥークシュ山脈が東西に走っており、この山脈の周辺に大都市は点在しています。首都カブールは山脈の南側、マザーリシャリーフは北側にそれぞれ位置しているため、この都市間を移動する際は、標高3363mの峠を越える必要があります。マザーリシャリーフはウズベキスタンの国境近くに位置しており、ウズベキスタンとカブール間の交通の要所でもあります。この国の幹線道路はアジアからのハイウェイの一部とされており、マザーリシャリーフには76号線が通っています。2011年12月にはマザーリシャリーフとハイーラターンの間が鉄道で結ばれました。この鉄道はウズベキスタンからマザーリシャリーフ国際空港の近くまで伸びています。・ブルーモスク（Shrine of Hazrat Ali）住所：The Great Masoud St,،Mazari Sharif,マザーリシャリーフのランドマークであるブルーモスクは、市内の中心部にあり、ユニークなデザインで設計された青いセラミックのタイルを利用しています。15世紀、スルタンフセインバイカラミルザが現在のブルーモスクをここに建てました。それはマザリシャリフで最も重要なランドマークであり、都市の名前はこのモスクに由来すると考えられています。ブルーモスクは平和の象徴でオアシスと言われて、モスクを取り巻く何千もの白い鳩を観察することができます。鳩は木、屋根、歩道に群がるものですが、伝説によると、モスクは非常に神聖であるため、羽に色の斑点がある鳩は、モスクの周辺に入るとすぐに真っ白になると伝えられていました。また、中東のイスラム学者は、預言者ムハンマドの義理の息子で従兄弟のアリ・ビン・アビ・タリブが、現在のアフガニスタン北西部に骨を埋葬している夢をみたといわれています。彼の話に魅了され、1118年から1157年までセルジュク帝国のスルタンだったアフマドサンジャールは、アフガニスタン北西部にアリの神殿を建設しました。彼は神殿の周りにマザーリシャリーフと呼ばれる都市を建設し、そこに何千人ものイスラム教徒が移住したと言われています。残念なことに、神殿が建てられてから1世紀後、ジンギスカンは攻められ神殿は完全に破壊しました。しかし1481年、スルタンフセインバイカラミルザはアリ神殿をさらに壮大な様式で再建しました。この神殿がブルーモスクです。ブルーモスクの構造は、浮遊しているように見えます。これは、複雑に塗装された粘土タイルを使用するイスラム建築のトリックです。ブルーモスクは、マザリシャリフの通りとバザールの喧騒からとは違う静かで神聖な場所で、ムスリムの人達が毎日の祈りを求めるとき以外は、常に静かです。・マザーリシャリーフ国際空港（Mazar-i-Sharif International Airport）住所：Mazari Sharif,Afghanistanマザーリシャリーフ国際空港は、アフガニスタン北部のマザリシャリフの東9kmに位置し、市内中心部からタクシーで15分です。ボーイング747などの大型航空機を処理できるデュアル滑走路が付属しています。空港には最大1,000人の乗客のための施設があり、アフガニスタンで最大の空港の1つです。マザーリシャリーフで快適に過ごせる宿泊施設をお探しなら、ブルーモスク周辺で簡単に見つけることができるでしょう。