ドンムアン空港について

ドンムアン空港は、タイ王国の首都バンコク中心部から北東におよそ20kmのドンムアン区にある国際空港で、空港とバンコクを結ぶ主要幹線道路であるウィパラディ・ランシット通りに面しています。元々はタイ空軍飛行場として1914年に開港しましたが、1924年に民間の航空機の受け入れを開始したアジアで最古の歴史を持つ空港です。

以前は大手航空会社を始めとした数多くの国際便が発着する東南アジアのハブ空港でしたが、発着便数の増加により手狭になったため新空港の建設が計画されました。

2006年にバンコク中心部から東におよそ30kmの位置にスワンナプーム国際空港が開港してからは、国内線とアジア各国からのLCCやチャーター機などが発着するバンコク第二の空港へと使われ方が変わったものの、LCCの就航数が増加したためLCC旅客数では世界最多の空港となり、現在でもタイの玄関口として重要な役割を担っています。

ドンムアン空港の空港建物は国際線専用の第一ターミナルと国内線専用の第二ターミナルが横並びに繋がった構造で、共に4階建てで1階が到着フロア・3階が出発フロアとなっています。

2階は各航空会社のオフィス、4階はレストラン街で24時間営業のフードコートやカフェなどが数多くあり、タイ料理を始めとして日本料理や中国料理などバラエティに富んだ食事を楽しむことができるでしょう。