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2024/10/12 20:08時点
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デンマーク旅行へ行く前に確認するポイント
Kingdom of Denmark
デンマークまでは飛行機でおよそ14~15時間で行くことができます。デンマークの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なデンマーク旅行を楽しみましょう。
ドイツの北に突き出たユトランド半島と、多数の島々によって構成されている立憲君主制の国家です。北欧諸国の1つで、海を挟んだ対岸にスカンジナビア半島があり、ノルウェーやスウェーデンと船で結ばれています。陸上はドイツとのみ国境を接しています。また、本土のほかにもイギリスの北のフェロー諸島や世界最大の島グリーンランドが領土に含まれます。
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日本からデンマークへの渡航について
直行便と飛行時間
成田発コペンハーゲン着の直行便がスカンジナビア航空によって運航されています。所要時間は約11時間半です。経由便も何社か出ていますが、直行便でも割安なのでおすすめです。経由便の航空会社は、ターキッシュエアラインズやカタール航空、KLMオランダ航空、エミレーツ航空などです。
日本との時差
日本とデンマークとの時差は8時間で、日本の方が進んでいます。サマータイムは、3月末から10月末までとなります。この時期は時差が7時間になるため、タイムスケジュールを事前によく確認しておく必要があるでしょう。
デンマークにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
入国時から帰国時まで有効なパスポートが必要です。
ただし、航空会社によっては3か月以上の有効期限が求められる場合があります。
渡航目的が観光で180日間で90日以内の場合、ビザは不要となります。
■デンマーク入国の流れ1.入国審査(Immigration)
「NO EU」のブースにて、審査官に出入国カードやパスポートを提示してください。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。
3.税関(Customs)
規定を超える荷物がある場合、赤のカウンターで審査が必要です。申告が不要、免税の範囲内の場合はそのまま進むことができます。
■デンマーク出国の流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、持ち込みの手荷物以外の荷物を提出してください。
2.出国審査
外国人用の出国窓口で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。
3.手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。トラブルを避けるため、持ち込み用の小さなバッグでも必ずチェックしてもらいましょう。
デンマークの気候について
沿岸を流れているメキシコ湾流の影響で、緯度のわりには比較的温暖な気候です。夏にあたる6〜8月は湿度が低いので過ごしやすく、また太陽が沈みきらない白夜のシーズンです。1月の平均気温は0度まで冷え込みます。
デンマークの免税について
タックスフリー加盟店舗で300クローネ以上の買い物をした際は、購入時に申し出て免税書類を発行してもらいます。申請の際にはレシート原本が必要になります。購入店側が書類に添付してくれる場合もありますが、ご注意下さい。帰国時にデンマークもしくはEU圏最終出国地の税関にて、免税書類、レシート原本、未使用の購入品、搭乗券、パスポートを提示し、輸出承認印を押してもらいます。現金、クレジットカード等から払い戻し方法を選択します。現金を選択した場合は払い戻しカウンターにて還付金を受け取り、クレジットカードをご希望の場合は必要な書類を投函箱に投函すれば完了です。
必要最低払い戻し購入額 | 300クローネ |
---|---|
VAT税率 | 25% |
払い戻し率 | 11.7%~19% |
税関スタンプ受領期限 | 購入月末日から3ヶ月以内 |
免税書類申請期限 | 購入日から1年以内 |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | デンマーク、またはEU圏最終出国税関。デンマーク大使館・領事館のスタンプも有効。 |
特記事項 | レシート原本の添付が必要です。 |
デンマークの通貨とチップ
通貨について
通貨は、クローネが使用され、略号はDKKとなっています。ノルウェーでもクローネは使われていますが、ノルウェー・クローネ(NOK)とは異なる通貨なので注意してください。紙幣は50、100、200、500、1000クローネの5種類があります。硬貨は、1、2、5、10、20クローネと、50オーレ(1クローネ=100オーレ)があります。
チップについて
料金にサービス料が含まれている場合がほとんどのため、チップの習慣はないそうです。ホテルやタクシーで大きな荷物を持ってもらうなど、特別な用事を頼んだときなどには心付けを渡しましょう。カフェやバーでは、おつりのコインをそのままテーブルに残しておけばスマートです。
旅のお役立ち情報
デンマークの電圧とコンセント
電圧は220Vで、周波数は50Hzです。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグは丸2ピンのBタイプとCタイプが主流です。
デンマークのネット環境
デンマークは、インターネット先進国と言ってもよいくらいインターネット環境が整っています。ここ数年でコペンハーゲンの街中の無線LAN環境がさらに改善され、現在では電車やバスなどの乗り物の中でもWi-Fi利用が可能となってきています。
デンマークの飲料水
デンマークには山や大きい川がないため、地下水を飲用としています。また日本の軟水とは違い硬水のため、日本人にとっては飲みにくいかもしれません。気になる人はミネラルウォーターを購入しましょう。
文化・宗教・マナーについて
デンマークの文化
デンマークは小さな国ですが、文化は豊かで多彩です。アンデルセン童話でおなじみのアンデルセンや哲学者キルケゴール、建築デザイナーのヤコブセンなど、世界的な文化人の母国として知られています。
デンマークの宗教
福音ルーテル派(国教)が、約80%を占めます。イスラム教徒は人口の4%未満を占め、2番目に多くなっています。
デンマークのマナー
劇場でのオペラやコンサート鑑賞などへは、ドレスアップして行くようにしましょう。また、上演中は静かに観劇しましょう。買い物の際に、無言でお店に出入りをするのはNGです。お店に入る際は必ず挨拶をしましょう。なお、商品をむやみに手にとることもマナー違反となるので、できるだけお店の人から手渡しで受け取りましょう。他には、人前で鼻をすすったり鼻をかんだりすることも失礼とされているので注意が必要です。
デンマークの食文化
デンマーク料理は、乳製品、じゃがいも、豚肉が主体の北欧らしい食文化となっています。主食はパンのほかに、じゃがいもがポピュラーです。また、酪農が盛んなため、牛乳やチーズ、クリーム、バターミルク(バターを取ったあとのミルク)など乳製品をふんだんに料理に使うことも特徴となっています。
デンマークの主要観光地と世界遺産
画像の出典元: istockphoto.com
デンマークの主要観光地
首都コペンハーゲンは「世界三大がっかり名所」の筆頭に挙げられてしまう人魚姫の像ばかりに目が行ってしまいますが、クリスチャンスボー城やカステレット要塞、アメリエンボー宮殿、ローゼンボー離宮、チボリ公園、救世主教会など、美しい歴史的建造物が数多く残っている都市です。また、コペンハーゲンの北の郊外にあるクロンボー城は『ハムレット』の舞台として世界的に知られている古城。他にも、アンデルセンの故郷オーデンセやデンマークの伝統的な家屋を集めた野外博物館のあるオーフスなど魅力ある都市が散在しています。変わったところでは、デンマークが誇るレゴ(ブロック)社のレゴランドも、人気の観光スポットとなっています。
デンマークの世界遺産
デンマークにはロスキレ大聖堂やクロンボー城など5件の世界文化遺産と、「イルリサット・フィヨルド」・「ワッデン海 」・「ステウンス・クリント」の3件の自然遺産があります。
デンマークのお土産について
ロイヤル・コペンハーゲンの磁器製品は日本でも有名。持ち帰るのは大変ですが、ガラスや北欧家具のアンティークなども人気の高い商品です。小さなお子様向けには、デンマーク発祥のレゴブロックや木製の玩具などが最適でしょう。また、デンマークは冬の夜が長いためか蝋燭の光をとても大切にしているので、ロウソクをお土産にする人もすくなくないようです。
デンマーク旅行 よくあるFAQ
Q:デンマークは日本語・英語は通じますか?
A:デンマーク国内は世界的にも英語が通じる国であり、広い年代で英語での日常会話が可能です。日本語は殆ど通じませんが、観光の際に英語を離せれば不便は少ないでしょう。
Q:デンマークへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:首都である「コペンハーゲン」に位置する、「コペンハーゲン空港」が有名です。ヨーロッパ諸国やアジア方面へも繋がっています。
Q:デンマークのベストシーズンは?
A:デンマーク観光のベストシーズンは夏季の6月から8月です。気候的に過ごしやすく、昼間が長いので観光のしやすい時期となります。
Q:デンマークへ行く際の新型コロナウイルスに関連する現在の渡航条件は何ですか?
A:デンマークは渡航規制を解除していますが、今後パンデミックの状況や情勢変化によっては厳しい規制が実施される可能性もあります。
Q:デンマークの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:デンマークは世界的にも治安が良い国で、安心して観光ができる国です。ただし日本国内とは違うことを意識して、夜間の不用意な外出を控えるなど最低限の注意はしておきましょう。