第11回

【第11回】留学生活も残り1カ月!

Manakaさん

20歳大学生
アメリカ合衆国
チャレンジ期間:2024/8/28~2025/6/15

政治経済学を学ぶ大学2年生。国際協力NGO風の会という団体に所属し、カンボジア・ラオスの教育支援に取り組む。アメリカではUniversity of Denverに留学し、国際関係学や開発学を学ぶ。

友達と過ごす幸せな時間

留学生活も残すところ1か月となりました。

はじめは不安でいっぱいでしたが、今は素敵な人や環境に恵まれて毎日楽しく過ごせています。クオーターの後半は、課題やテストで忙しくなってしまうため、4月のうちに積極的に友達と遊びに出かけました。授業で仲良くなった子、日本に興味をもってくれている子、留学開始当初のお互い不安な時期に出会った留学生、、、などいろんな人と時間を過ごすことができました。植物園・美術館・水族館など、今まで訪れられていなかったデンバーの有名な観光地を巡りました。どこもすごく綺麗で美しく、感動しました。

 

そして何より留学に来てから仲良くなった人たちと、こうして一緒に時間を過ごせることがとても幸せだと感じました。最初の頃は、友達ができるか本当に不安で悩む時間も多かったですが、今は素直な自分を見せることができる、温かい友達ができました。

 

正直、日本にいた頃は素直な自分を友達に見せるのがあまり得意ではありませんでした。しかし不思議なもので、留学に来て出会った子たちには、難しいことは正直に「難しい・教えてほしい」と言うことができ、自分がどのように考えるかも素直に伝えることができます。きっと、「どんな考えの自分も受け入れてくれるだろう」という信頼があるからこそ、取り繕わない自分を見せることができるのだろうなと感じています。

支えてくれた友人たちに最大限感謝を伝えながら、残り一か月も幸せな時間をかみしめようと思います!

Denver Rescue Mission

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以前のレポートでもお伝えした通り、私はDenver Rescue Missionという、ホームレスや生活困窮者への食事・衛生・社会復帰サポートを行うボランティアに週1回行っています。以前は食事準備にしか参加していなかったため、食事を受け取る方々に直接お会いすることはありませんでした。

しかし最近、そのチャンスがやってきました。正直、どんな雰囲気なのかドキドキしていましたが、そこには温かい雰囲気が広がっていました。もちろん、とにかくおしゃべりをしたい人・独特なこだわりをもっている人、、など彼らの性格がバラバラで対応に困ってしまうこともあります。それでも殆どの人がとてもとても優しく、食事を受け取るときに笑顔で「Thank you」と言ってくれたり、「Bless you(神のご加護を)」と言ってくれる人、わざわざ食事の後に私たちのところに戻ってきて、お礼を伝えてくれる人もいました。ホームレスの方たち同士での会話も活発で、とにかく温かい雰囲気を感じました。

 

私が一番嬉しかった出来事は、私が一人ひとりに食事をお渡ししている途中に、ある人が「Thank you. You have a great smile. (ありがとう。素敵な笑顔だね。)」と言ってくれたことです。本当に些細な一言ですが、私の心は幸せいっぱいに満たされました。ボランティア活動に対して、様々な意見や考え方があると思いますが、私は幸せをみんなで共有することができる特別な時間と空間だと思っています。幸せをもらうだけでなく、謙虚な姿勢を忘れずに、誰かを笑顔にできる人になりたいです。

DU Food Pantry

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私が通っているUniversity of Denverには、DU Food Pantryというシステムがあります。

一週間に一度、食べ物や生活に必要な衛生用品が並べられるブースができ、DUの学生やスタッフは学生証をタップすれば、カゴがいっぱいになるまで必要なものを無料で持ち帰ることができます。学生が主体となり、コロラド州のフードバンクと協力して運営されています。

このDU Food Pantryでも学生ボランティアが募集されていたので、参加してきました。大学院生やスタッフの人は食事に困っている人が多い、という話を聞いたことがありましたが、実際本当にたくさんの人がこのブースを訪れているのを見て納得しました。食品の管理・補充担当はやることが多くあっという間に時間が経ってしまいましたが、とても楽しかったです。

ふと気が付いたのは、私は広い世界を見ようとしすぎて、困っている身近な人を見ていなかったということです。今回は、DUの中の世界も見ることができて良い経験になりました。

残り一か月

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繰り返しになりますが、私の留学生活も残り一か月です。

正直、今の生活が本当に楽しくて日本に帰りたくない気持ちが大きいです。また最近は、様々な側面で自分が成長できているのか不安に思い、焦りも強く感じ始めました。しかし、最終課題の作成や、デンバーの社会貢献活動団体に参加する時間もあるので、ゆっくり悩む時間もないまま忙しい一か月を過ごすことになりそうです。

ここから一か月はとにかく全力で駆け抜ける充実した時間にしていきたいと思います。そのために、以下の4つを実行します。①「英語・勉強・文化を吸収する」:当たり前になっていること一つ一つをもう一度見直して、自分の感じ方、新たな学びを大切にする。②「ボランティア活動のまとめに入る」:実際に今まで活動してきて得た気づきや学びはあるが、まだある不明点を解消していく。③「今まで関わってくれた人たちに感謝を伝えていく」④「とにかく悔いのないよう、楽しむ・挑戦する」。

 

以上の4点をこの一か月の目標に掲げ、最後に笑顔で終われるような留学生活にしようと思います。

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