ボスニア・ヘルツェゴビナ - サラエボについて

サラエボの基本情報

サラエボの観光情報

サラエボはボスニア・ヘルツェゴビナの首都で、内陸側に位置しています。

サラエボを代表する観光名所・ランドマークとして有名なのは、「サラエボ大聖堂」です。ボスニア・ヘルツェゴビナ全体の中で最大のカトリック建築物で、19世紀後半に建てられました。フランスのノートルダム大聖堂をモデルにして、構造にはネオ・ゴシック様式が用いられています。現代でも地元の人の信仰の場所ですが、観光でも中に入ることができます。内部は豪華な装飾が施してあり、赤から黄色系統の色が積極的に使用されているため、暖かな雰囲気のある空間です。

サラエボにはもう一つサラエボ大聖堂と呼ばれ親しまれている建造物「生神女誕生大聖堂」があり、こちらはセルビア正教会に属しています。文字通り聖母マリアの生誕を記念した建物です。五つのドームで構成される屋根や、柱であるパシリカを床に十字を描くように配置するといった、独特の様式があります。内部ではセルビア正教会独自のイコン壁画を見ることができます。

サラエボにはアラブの文化も入ってきているため、都市内には複数のモスクがありますが、その中で最も有名なのは「ガジ・フスレヴ＝ベグ・モスク」で、16世紀のオスマン建築です。紛争の被害を受けて損壊しましたが、現代では修復が完了しています。全体的にシンプルな見た目をしていて、トルコ石色をした屋根が特徴です。

よくある質問

Q：サラエボの治安状況は？

A：サラエボの治安は比較的安全ですが、窃盗やドラッグ関連の犯罪などが発生しています。命に関わるトラブルは少ないですが、手荷物の管理などは怠らないようにしましょう。