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ブータン旅行へ行く前に確認するポイント

Kingdom of Bhutan

ブータン旅行へ行く前に確認するポイント

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称ブータン王国
人口約75万人
首都ティンプー
国コードBT
言語ゾンカ語、英語
国番号(電話用)975

ブータンまでは飛行機でおよそ11時間で行くことができます。ブータンの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なブータン旅行を楽しみましょう。


ブータンは中国とインドに挟まれた南アジアの国です。沖縄と同じくらいの緯度に位置しています。国土面積は38,400㎢で、九州より少し大きいくらいです。1907年に初めて王国として成立し、1971年まで鎖国政策をとっていました。2008年までは絶対君主制の国でもありました。

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  • 東京 (成田空港)発

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日本からブータンへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からの直行便はありません。東京からバンコクを経由してパロ国際空港へ向かう便などがあります。所要時間は10時間ほどです。ブータンでは個人の自由旅行による入国が認められていないため、パッケージツアーなどで入国するのが一般的な方法になります。

日本との時差

日本との時差はマイナス3時間です。時差は少ないのですごしやすいでしょう。

ブータンにおけるビザ・入国手続きについて

ブータンはアジアの内陸国で、仏教王国として知られる国です。
以下ではブータンの渡航情報を記載します。

【ビザ規定の変更・観光目的の入国可否】
・入国は可能ですが、入国後に指定施設での隔離が適用されます。条件によっては長期の隔離が必要となる場合があります。
・入国には事前にビザ(査証)の取得が必要です。

【入国後自主隔離の規定】
・ワクチン接種完了者
許可を得たブータン観光業者を通じて予約し、14日間の指定施設での隔離(自費)、出国72時間前以内に取得したPCR陰性証明書の携行等の要件を満たす場合のみ入国可能となります。
・ワクチン未接種または未完了者
21日間の隔離期間が適用されます。

【入国時に必要な書類】
出国72時間前以内に取得したPCR陰性証明書を提出してください。

【現地マスク着用の規定】
街中やホテル、公共交通機関などでマスクの着用が推奨されます。
※全ての情報を網羅しているものではありません。最新情報、情報の詳細は必ず各自ご確認下さい。

ブータンの気候について

夏季の平均最高気温は25℃ほど、冬季の平均最低気温は5℃ほどです。ただし、地域により標高差が大幅に異なるので気温差も大きく変わります。行き先とその時期によって用意する衣服や寒暖用の持ち物を選びましょう。雨期は6月から8月ですが大雨が降る日は少なく、湿度も高くはないのですごしやすい気候です。

ブータンの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 なし
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

ブータンの通貨とチップ

ブータンの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨はニュルタムとチェルタムがあり、チェルタムは補助通貨です。レートは100チェルタム=1ニュルタムです。硬貨は5、10、20、25、50チェルタムと1ニュルタムで、紙幣は1、5、10、20、50、100、500、1000ニュルタムがあります。

チップについて

特別な心付けとして渡すことはありますが、慣習化はしていません。ガイドやタクシードライバーに渡すこともあるようですが、ツアーの場合は旅行会社が最後にまとめて支払うことが多いようです。

旅のお役立ち情報

ブータンの電圧とコンセント

ブータンの電圧とコンセント

ブータンの電圧は230から240Vです。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。ブータンのプラグタイプはCタイプなので変換プラグが必要になります。

ブータンのネット環境

ブータンのネット環境

ブータンでインターネットが使えるようになったのは1999年からと比較的新しいことです。そのため、ブータンの主要都市では広い範囲で使えますが、通信速度は日本と比較すると遅いです。また、その他の都市の場合は使えない可能性もあります。固定電話より携帯電話の方が普及率が高いため、携帯電話は多くの場所で利用できます。Wi-Fiを利用する際はネットカフェを利用するのが良いでしょう。

ブータンの飲料水

ブータンの飲料水

ブータンでは、水道水は飲まないでください。ミネラルウォーターが手軽に購入できるのでそちらを強くおすすめします。

文化・宗教・マナーについて

ブータンの文化

仏教国であり、多民族国家のブータンはいろいろな文化が息づいています。チベット系の人々は役所や寺院、学校や公式行事の際など多くの場で民族衣装(男性ならば「ゴ」、女性ならば「キラ」)の着用が義務となります。違反した場合には、罰則規定があるほど厳格です。

ブータンの宗教

主にドゥク派のチベット仏教とニンマ派のチベット仏教、ヒンドゥー教の3つがあります。チベット仏教を国教としている国はブータンだけです。ブータンの人々にも宗教は強く根付いており、国旗の下半分のオレンジ色が仏教を表していることからもうかがうことができます。

ブータンのマナー

仏教国ということから、禁じられていることがいくつかあります。まず、宗教施設内の写真撮影はすべて禁止です。お寺によってどこまで入って良いのかが決められているので、事前に必ず確認するようにしましょう。お寺の敷地内は、帽子やフード、傘に至るまであらゆるかぶり物が禁止されています。また、お寺敷地内の喫煙も禁じられており、地域によっては公共の場での喫煙自体が禁止になっているところもありますので注意が必要です。

ブータンの食文化

ブータンの食文化

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ブータンでは唐辛子を多用した料理が多く見られます。香辛料として使うのではなく野菜として扱われていることもあり、辛味の強い料理が多いのが特徴です。ただし、ホテルやレストランでは外国人用に辛味を抑えてある料理もあるため、全てが辛い料理というわけではありません。唐辛子と同じくらい乳製品、とくにチーズが食材として利用されています。ブータンの国民食とも呼べるエマダツィはこの2つを煮込んで赤米と一緒に食べる料理です。肉類やジャガイモ、トマトなど高地でよく使われる食材も食べることができます。

ブータンの主要観光地と世界遺産

ブータンの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: istockphoto.com

ブータンの主要観光地

仏教国ならではの僧院やお寺、手つかずの大自然などの観光地がメインになります。ただし、僧院やお寺は基本的には撮影不可で、場所によっては手荷物制限などもあるので注意が必要です。首都ティンプーの主要観光名所は中央政庁施設のタシチョ・ゾンです。特筆すべきは釘を一本も使わずに建てられた伝統的技法にあります。秋に行われるティンプー・ツェチュというお祭りでは、たくさんの人々がここに集まります。プナカにあるプナカ・ゾンはブータンに数あるゾン(城塞)の中でも最も美しいと呼び声が高いです。2つの川に挟まれた雄大な自然の中に、壮麗な装飾が随所に施された建築様式は、訪れる人に感動を与えてくれます。

ブータンの世界遺産

ブータンに世界遺産はありません。

ブータンのお土産について

ブータンでは松茸がよく取れますがあまり食されないため、乾燥松茸をお土産として安価に入手することができます。世界随一の仏教国ならではの仏像や仏具関連の製品も豊富に取り扱われています。その中でもタンカと呼ばれる布や紙に書かれた仏画は購入されることの多いおみやげです。また、伝統的な民族衣装を着ている人々が多いブータンでは織物業が盛んです。個性的な図柄の生地で作られたバッグやマットは人気が高いです。

ブータン旅行 よくあるFAQ

Q:ブータンでは日本語・英語は通じますか?

A:日本語は殆ど通じませんが、観光地・ホテルなどで英語が通じる場合もあります。

Q:ブータンの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:ブータンの治安は比較的安定していますが、都市部の軽犯罪には注意しておきましょう。

Q:ブータンのベストシーズンは?

A:ブータンは観光は春季か秋季がベストです。比較的天候が落ち着く乾季を選びましょう。

Q:ブータンで特に気を付けた方がいいマナーは?

A:ブータンは仏教の信仰心が高い国で、寺院・僧侶への敬意を軽視してはいけません。外国人・女性の立ち入りができない聖域もあるので注意が必要です。また、女性は足を見せないという風習があります。露出の多い服装は控えましょう。

Q:ブータンの主要都市はどんなところがありますか?

A:ブータンの首都「ティンプー」は標高2300メートルにある都市です。すべての建物が伝統的なブータン建築で建てられる決まりがあり、統一感ある景観が魅力です。