1. トップ
  2. ヨーロッパ
  3. ベラルーシ

ベラルーシ行きの飛行機・航空券を検索

ベラルーシ旅行へ行く前に確認するポイント

Republic of Belarus

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称ベラルーシ共和国
人口約940万人
首都ミンスク
国コードBY
言語ベラルーシ語、ロシア語
国番号(電話用)375

ベラルーシまでは飛行機でおよそ13~15時間で行くことができます。ベラルーシの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なベラルーシ旅行を楽しみましょう。


東欧に属するベラルーシは、ロシアやリトアニア、ラトビア、ウクライナ、ポーランドと国境を接しています。国土面積は日本の約半分で大部分が低地になっていて、多くの森や湖、小高い丘などがある自然豊かな内陸国です。国名のベラルーシは「白ロシア」という意味で、中央アジアからもたらされた五行思想に基づき、ルーシ地方の西部を指すところからきています。

ベラルーシ行き国際線航空券の最安値を比較

  • 東京 (羽田空港)発
  • 東京 (成田空港)発
  • 大阪 (関西国際空港)発

※クリックすると検索結果が表示されます。

日本からベラルーシへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からベラルーシへの直行便はありません。モスクワ、フランクフルト、ウィーン、ヘルシンキなどで最低一度は乗り継ぐ必要があります。ロシア経由の便はロシアの国内線として扱われるため入国審査などはないものの、ロシアのビザが必要となります。ロシアのビザは空港では申請できないので、事前に取得する必要があります。

日本との時差

日本との時差はマイナス6時間です。日本が正午の時、ベラルーシでは朝6時です。サマータイムは廃止され、現在はありません。

ベラルーシにおけるビザ・入国手続きについて

観光で滞在する場合でもビザが必要で、旅行会社が作成したバウチャーがないと取得することができません。パスポートの残存有効期間は滞在予定期間+90日間が必要です。入国審査ではパスポートとビザ、入国カードを提示します。入国カードは機内で配布されるので、ミスや漏れのないように記入して下さい。なお、ビザやパスポート情報は予告なく変更されるケースがあるため、大使館や領事館、旅行会社などで前もって確認することをオススメします。

ベラルーシの気候について

ベラルーシは大陸性気候の内陸国ですが、バルト海に比較的近いことから比較的に温暖です。温暖な季節は5月~9月ごろとなります。また、夏期には降雨量が多くなります。1月がもっとも寒く、平均気温が氷点下になり、年間の半分以上の間、地表は霜に覆われるので防寒対策をしましょう。

ベラルーシの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 20%
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

ベラルーシの通貨とチップ

ベラルーシの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨単位はベラルーシ・ルーブルで、補助通貨はカペイカです。独立以降インフレ傾向が強く、現在まで1~100000ルーブルまでの13種類の紙幣が発行されています。硬貨はありません。また、インフレにより少額の紙幣を利用する機会はあまりありません。

チップについて

ソ連時代はチップの習慣がなかったため、現在も強制ではないようです。しかし、観光客がよく訪れるレストランやお店などではチップが期待されています。高級レストランにおいては、料金の5~10%程を渡すと良いでしょう。

旅のお役立ち情報

93

ベラルーシの電圧とコンセント

電圧および周波数は220V・50Hz。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。なお、プラグは2本足のCタイプが一般的。

ベラルーシのネット環境

ベラルーシのネット環境

無料でWi-Fiが利用できるところもありますが、インターネットを使用したい場合はベラルーシ対応の海外Wi-Fi機器のレンタルをオススメします。また、ホテルの多くはWi-Fiが備わっていないので、予約時に確認した方が良いでしょう。

ベラルーシの飲料水

ベラルーシの飲料水

水道水の生での飲用はおすすめしません。ミネラルウォーターを購入した方がよいでしょう。ミネラルウォーターは炭酸ガス入りのものが一般的ですが、入っていないものもあります。

文化・宗教・マナーについて

ベラルーシの文化

旧ソ連であったベラルーシは、1991年ソ連邦の解体に伴いベラルーシ共和国として独立しました。ベラルーシとは「白ロシア」という意味ですが、独自の歴史と豊富な文化財産を大切に守っています。かつては首都ミンスクの人口のうち、ユダヤ人やポーランド人が多数を占めていた時期がありました。そのため、多民族が共存してきた歴史があります。治安は良く、犯罪率がとても低い国です。民族衣装を纏う男女が軽快なステップを踏むベラルーシアンフォークダンスという伝統舞踊があり、収穫祭や結婚式など祝いの席で踊られます。

ベラルーシの宗教

最も多いのはロシア正教で、次をカトリックが占めています。

ベラルーシのマナー

ベラルーシでは18歳未満が公園や通りで飲酒や喫煙をすることを禁じています。また、3人以上で通りに立ち止まる行為も禁止されているので注意が必要です。あとは一般的な常識を守っていれば問題はないでしょう。

ベラルーシの食文化

ベラルーシの食文化

画像の出典元: istockphoto.com

ロシアやポーランドなどの隣接する国の影響を受けています。農民料理が土台となっていて、よく使用されている食材はジャガイモ、野菜、豚肉、魚介類、穀物などです。とくにジャガイモは主食となっており、国民一人当たりの生産量は世界第一位。代表的なジャガイモ料理はドラニキで、レシピは500種類を超えています。そのほかの料理としてはガルブツィ(ロールキャアベツ)、ブリヌイなどが有名です。

ベラルーシの主要観光地と世界遺産

ベラルーシの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: 

ベラルーシの主要観光地

ベラルーシの首都ミンスクは陸路の要衝にあるがゆえに幾度となく戦火に巻き込まれ、現在の街並みの大部分は第二次世界大戦後の都市計画に基づく新しいものです。ですが、市内には奇跡を起こすと信じられている聖霊大聖堂や、赤い教会として知られる聖シモン・聖エレーナ教会などの見どころがあります。古い町並みを再現したトラエツカヤ旧市街区では、一風変わったお土産に出会えるでしょう。ミンスク郊外にも、美しい人造湖に囲まれたミール城や20世紀まで続いた大貴族ラジヴィウ家の宮殿ニャースヴィシュといったみどころがあります。国土の南西にある「ブレスト・リトウスク条約」の舞台となった要塞都市ブレストや、北東部にある画家シャガールの故郷ヴィテプスクなども人気の観光地です。

ベラルーシの世界遺産

ベラルーシには4つの世界遺産があります。そのうち、「ミール地方の城と関連建物群」「ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体」「シュトルーヴェの測地弧」の3つは文化遺産です。自然遺産の「原生林ビャウォヴィエジャの森」は、お隣のポーランドにまたがる共同遺産です。

ベラルーシのお土産について

ベラルーシは亜麻の織物が特産品なので、ランチョンマットなどがお土産品として人気です。また、手工芸品も多く、わら細工による絵画や人形もバリエーション豊富に売られています。とくにベラルーシのわら人形は幸福のお守りとされているので、プレゼントするのにはうってつけです。ブレスト地方ではロシア土産としてもおなじみのマトリョーシカも製造されています。

ベラルーシ行き航空券利用者の声

成田空港⇔ミンスク国際空港 39歳男性

仕事の都合でベラルーシへの出張が決まったので、さっそく格安航空券を探してみました。ベラルーシへは行ったことがないので、直行便があるのかどうかもわからなかったのですが、調べてみると残念ながら日本からの直行便はないようなので、トランジットで向かうこととなりました。様々なルートの選択肢があったのですが、その中でも最安値を選択する必要があったので、ロシアのモスクワ市内にあるシェレメーチエヴォ国際空港を経由して、ロシアの航空会社であるアエロフロートロシア航空を利用して、ミンスク国際空港まで行くことができるルートを選択しました。ヨーロッパへの移動であり、さらにはトランジットもあるのでほぼ一日がかりの移動時間になるのかなと覚悟していたのですが、意外にもトランジットの待ち時間も短くて済み、およそ13時間の移動時間に抑えることができました。アエロフロートロシア航空は初めての利用だったのですが、機内食は美味しく、座席も十分なスペースが確保されていたので、快適な空の旅を堪能することができました。ミンスク国際空港からは先に現地へ行っていた同僚が車で迎えに来てくれたので、そこからは観光スポットや街並みを見学しながらドライブしました。翌日から仕事や会議が入っておりほとんど観光らしい観光ができなかったのが残念です。お土産はミンスク国際空港でベラルーシ土産を、シェレメーチエヴォ国際空港でロシア土産をしっかりと購入することができました。

関西国際空港⇔ミンスク国際空港 32歳女性

ベラルーシに住む知人を訪ねるため、関西圏からベラルーシへ行くことができる格安航空券を手配しました。一度伊丹空港から羽田空港まで飛行機で向かい、成田空港へ移動してそこから乗り継ぎ一回を経由してベラルーシへ向かうというルートが最安値だったのですが、トランジットも多くさらには羽田空港と成田空港を移動しなければいけないのが面倒だったので、そのルートよりは少しだけ値が張りますが、関西国際空港から乗り継ぎ一回でベラルーシへ行くことができるルートを予約しました。それは中国国際航空を利用して関西国際空港から北京首都国際空港まで向かい、そこでトランジットしてベラルーシのミンスク国際空港まで行くスケジュールでした。トランジット回数や移動時間が短いこと、伊丹空港よりも関西国際空港の方が自宅からは近いこともあり、こちらの方が私にとってはメリットが多かったです。ベラルーシではミンスクからバスで向かうことができた世界遺産「ミール城」や、真っ赤なレンガ造りがひときわ目立っている「聖シモン・聖エレーナ教会」、豪華な外装が特徴的な「聖霊大聖堂」など、様々な観光スポットに連れて行ってもらいました。ミンスクでは日本とは違った雰囲気の街並みを散策するだけでも十分楽しむことができました。また機会があれば長期休暇を取ってベラルーシを訪れようと思います。

成田空港⇔ミンスク国際空港 27歳男性

ベラルーシで開催されている展示会を見学しに行くため、上司と一緒にベラルーシ出張が決まりました。格安航空券を探していたのですが、あまり海外に慣れていいなかった我々は、現地に滞在している同僚の助けがなければベラルーシ語はもとより、英語でのコミュニケーションもうまくとることができませんので、なるべく日本の航空会社を利用することを心がけました。そして購入したのが、JALを利用してトランジット一回で済む経路でした。成田空港からはJALを利用してロシアのドモジェドヴォ空港を経由し、シベリア航空にトランジットしてベラルーシのミンスク国際空港に到着するものでした。実際JALを選択したのは我々にとっては大正解で、およそ10時間もの長いフライト時間で客室乗務員とコミュニケーションをとる機会が何回かあった際には、日本語で会話をすることができました。機内食も日本人の口に合うような味付けをされており、さらにはさすが日本の航空会社といえるほどの高いサービス品質であったため、リラックスした状態で過ごすことができました。ベラルーシでは仕事である展示会もさることながら、日本では中々目にできないようなお城や教会などの観光も楽しむことができました。ベラルーシ料理も非常に美味しく、また来年も展示会に来る目的で訪れたいと上司と話していました。帰国の際は、トランジットの待ち時間が長かったのでドモジェドヴォ空港で大量のお土産を買ってしまい、ベラルーシ土産よりもロシア土産の方が多くなってしまいました。

ベラルーシ旅行 よくあるFAQ

ベラルーシで観光する際過ごしやすい時期は?

暖かく過ごしやすいのは6月から9月頃です。

ベラルーシに行く際の一般的なルートは?

日本からですと、ロシアのモスクワを経由していくのが一般的です。その際ロシアのトランジットビザを取得してください。

出国手続きや入国手続きはどのようなものでしょうか?

基本的にはパスポートを提示して完了します。質問されることもあまりありませんが、軽い挨拶や会話はあるかもしれないので、そこまで気構えることなく対応しましょう。

航空券を紛失した場合どうすれば良いでしょうか?

すぐに航空会社に相談してください。原則としては紛失航空券申請書などの書類を作成して提出する必要があります。