ヌルスルタンの概要

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人口
都市コード
82万人
TSE
人気の航空会社
エアーアスタナ
エミレーツ航空
中国国際航空
飛行時間
6~9時間
ヌルスルタンまでは飛行機でおよそ6~9時間で行くことができます。ヌルスルタンの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてヌルスルタン旅行を有意義に楽しみましょう。
黒川紀章氏の描くカザフスタンの未来都市「ヌルスルタン」
カザフスタン北部に位置する首都ヌルスルタン。街の真ん中を流れるイシム川によって街は大きく二分され、北部及び東部は旧市街、南部及び西部は新市街となっています。未来都市や高層ビルと言った世間でのヌルスルタンのイメージは新市街に集中しており、建築家黒川紀章氏による計画の下、都市建設が進められています。第一の見どころはヌルスルタンだけでなく、カザフスタン全体の代表であり象徴とも言えるモニュメント、バイテレク。ヌルスルタンを首都とした新たなカザフスタンを記念した高さ105mのタワーで、街中を一望できます。さらに中には大統領の手形が展示されており、人気の撮影スポットになっているとか。他には国の中央アジア最大の国立博物館や「ピラミッド」と通称される平和と調和の宮殿などがあります。行政機能に留まらず様々な表情を持っている都市だと言えるでしょう。
ヌルスルタンの歴史
ヌルスルタンは1997年よりカザフスタン南部のアルマトイより遷都された新しい首都。その歴史は1824年、コサック達が要塞としてアクモリンスクという都市を建設したことから始まります。以降その地理的利点から交通の要衝として発展を続け、1961年にはツェリノグラードと改名されました。カザフスタン独立後、アクモラと再び改名され、遷都後の1998年には「偉大な都市」を意味するアスタナという名で呼ばれるようになりましたが、2019年3月23日に「アスタナ」から初代大統領の名前である「ヌルスルタン」に国名が変わりました。
ヌルスルタンの経済
首都としての行政機能こそがヌルスルタン経済の主な柱。カザフスタンの経済特区に指定され、天然資源によって得た外貨を元手にした高層ビルの建設ラッシュが進んでいます。さらに2017年には万国博覧会の開催が予定されており、今後注目を集める都市であることに疑いの余地はありません。
ヌルスルタン行きの格安航空券について
日本からの直行便は無く、フランクフルト、イスタンブール、モスクワ、タシュケントなどでの乗り換えが必要です。中でもフランクフルト便とモスクワ便は毎日運航しているため、日程を気にする必要がありません。所要時間や値段はルートや各航空会社によって異なります。
ヌルスルタンの気候について
モンゴルのウランバートルと並んで世界で最も寒い首都とも呼ばれ、冬季は極限まで冷え込むことから5~9月の観光がオススメ。夏場でも最高気温は平均25℃ほどで、過ごしやすい気候です。降水量も東京の夏と比べ、多くても4分の1程度。穏やかな天気が続くため、雨の中観光しなければならなくなる心配はそれほどありません。
ヌルスルタンの主な交通手段

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ヌルスルタンでの主要な移動手段はバスとタクシー。バスは移動距離に関わらず、どこへ行っても一律60テンゲ(約40円・2016年4月29日現在)と格安です。車窓から見える未来都市の景観は飽きを感じさせません。現在は25もの路線があり、ヌルスルタン各地へお手軽に移動することができます。また夏場限定ですが美しい白馬が引く馬車もあるので、これで少しリッチな気分を味わいながら観光するのも良いかもしれません。
ヌルスルタン旅行 よくあるFAQ
ボーディングパスとは何ですか?
航空券のことです。通常、空港のカウンターで受け取ります。
トランジットとはどういう意味ですか?
乗り継ぎのことです。外国でも地方の都市へ行く場合は、たいてい乗り継ぎが必要になります。
空港の荷物検査でもパスポートはいりますか?
提示を求められることもあるので、手に持っておくといいでしょう。
入国カードとは何ですか?
外国人が入国する際に宿泊予定場所など記入するカードです。機内で乗務員さんが配っています。