アシガバート空港について

アシガバート空港はトルクメニスタンの首都として機能しているアシガバートにある空港です。市の中心部から26km離れた標高211mの位置にあり、空港総面積は540ヘクタールになっています。年間の利用客数が約240万1,000人で中央アジア圏内で2番目の規模を有しているのが特徴です。

アシガバート空港は2016年に開港した空港ですが、建設工事が始まったのは1990年からでした。1990年まで旧ソ連を構成していた国で、1991年の旧ソ連崩壊後にトルクメニスタンは独立しますが、空港建設費用を賄うことができず工事が中断されることになりました。

小型旅客機のみしか離発着できない空港しかなく、急増する航空需要に対応するために政府主導で建設会社の入札を開始して、1990年に工事を請け負っていたトルコの会社が落札し、2014年に空港が誕生するに至ります。