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エレバンへの航空券+ホテル 格安旅行

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アルメニア - エレバンについて

エレバンの気候はケッペンの気候区分によると湿潤大陸性気候(大陸性混合林気候と呼ぶこともあります)に該当し、内陸で盆地的な地形となっているのが特徴です。盆地の夏は湿度が上がって蒸し暑くなり、猛暑になることでも知られます。エレバンの夏は気温が40度以上まで上昇するなど極めて暑くなる一方で、冬はマイナス15度以下になることも多いほど寒さの厳しい土地です。標高1,000m程の地勢となっているエレバンは冬になると積雪量も多くなり、三方を山に囲まれた都市近郊の山々は絶好のスキー場となります。ちなみに日本ではちょうど市内の3辺を山に囲まれ、しかも盆地になっている京都がエレバンと同じような気候です。湿度が高くて蒸し暑い梅雨から始まり、真夏は焼き付くような暑さになる一方で、底冷えと呼ばれる京都特有の寒さが厳しい点も、エレバンの気候と非常によく似ています。湿潤大陸性気候であるエレバンの夏は7月には最高気温が32.4度にもなる一方で、冬の1月には最低気温がマイナス3度近くになることも少なくありません。ケッペンの気候区分における気候区の一つのステップ気候にもなっているエレバンは、乾燥気候のため年間降水量はごくわずかしかありません。気候も天候も良いベストシーズンは、足早に通り過ぎる短い春と真夏を迎えるまでの4~6月、そして秋を迎える9~10月です。11~3月に入ると本格的な寒さがやってくるため、防寒対策は欠かせません。一年を通して見てみると夏はかなり温暖な気候で、冬は長期にわたっての低温状態が続きます。特に真冬の寒さはかなりの厳しさで、気温の年較差や昼夜の気温差が激しいという点も特徴です。しかし四季の移り変わりがあるため、季節によっては大変過ごしやすい気候となっています。エレバンのランドマークといえば、モニュメントとしても大変鑑賞価値の高い共和国広場が挙げられます。さらには古い歴史と秘めた美しさを静かに漂わせるエチミアジン大聖堂は、地元の人たちも礼拝に訪れるエレバンのシンボル的存在です。ユネスコの世界遺産でもあるエチミアジン大聖堂は、アルメニアが世界に誇る貴重な建築物と言っても過言ではありません。また過去の歴史を忘れないためにツェツェルナカベルトという記念館があり、アルメニア共和国では平和と鎮魂を祈る場所と位置付けています。アルメニアは第1次世界大戦中、150万人ものアルメニア人をオスマントルコ帝国に虐殺されたという歴史があります。建物の屋上に造られたオブジェからは決して消えることのない炎が燃え続けており、今も犠牲者を追悼し続けているのです。ツェツェルナカベルトは世界の平和を祈り続ける思いが込められた、エレバンのランドマークの一つです。アルメニア共和国の首都であるエレバンは、かつてはイェレヴァンやエリバン、エレブニにエレウンなどと呼ばれていました。旧ソ連の構成国でもあったエレバンはロシア語ではエリヴァニと表記されていたこともありましたが、1930年代頃からは原音に近い形のイェレヴァンと綴られるようになりました、それとともにエレバンと名前が定着したと言われています。市内をフラズダン川が流れ、南には旧約聖書に登場するアララト山を望むことができる街です。大洪水でノアの方舟が流れ着いた場所とされるアララト山や、創世記に語られているエデンの園が存在していたと言われる伝説の多い土地でもあり、エレバンの市内からアララト山を望むことができる場所は、旧約聖書の時代から息づく今も続く歴史を肌で感じることができる観光スポットとなっています。エレバンの市内から西に20km行ったエチミアジンには、世界遺産に登録されたエチミアジン大聖堂があります。またエチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡は、2000年にユネスコに正式登録されたアルメニア共和国の世界遺産です。キリスト教の古い教会堂を対象としており、エレバン市内から近いこともあって多くの観光客が訪れます。グレーの堅固な建物が目を引くマテナダランは、キリスト教やアルメニア正教会に関する数多くの聖書や古文書が展示される世界有数の古文書館となっています。街の中心地にある共和国広場は楕円形をしたラウンドアバウト(環状交差点)と、音楽を奏でる噴水のあるプールが台形で構成されているのが特徴の広場です。広場では夜になると噴水ショーが行われますので、昼と夜の両方に出かけることをおすすめします。その他広場の前にはアルメニア歴史博物館や内閣府、外務省にマリオットホテルといったバラ色の凝灰岩で建てられた建物が建ち並び、アルメニアのモチーフを多用した新古典主義様式建物の粋を見ることができます。